皆様こんにちは リフォーム担当の関根です(‘◇’)ゞ
今回は誰でも一度は聞いた事がある2つの言葉について紹介いたします。
最近TV番組等でタレントさんが職人さんの様に工具を用いて部屋を劇的に変身!
なんて企画が多く取り上げられ世間の関心を集めている事と思います。
どのお部屋も素敵に変身し、依頼者の喜んでいる姿がとても印象的ですよね(^^♪
普段私たちが何気なく生活している空間を自分好みに、又、機能的に改装する事によって
日々の生活に充足感を与え、肉体的にも精神的にも楽しく暮らしていける。
住環境を整える事は、より良い暮らしを送る上でとても意義のある事です。
ただ、一口に整えると言う行為も今日では様々な言葉で表現され、とても紛らわしく感じませんか?
近頃、耳にする事が多くなった「リノベーション」
今では改装工事の代名詞とも言える「リフォーム」
どちらも同じ様な意味で捉えられてますが、何が違うのでしょうか。。
ここでは混同しがちな言葉の違いを説明してまいります。
「リノベーション」
既存の建物に大規模な工事を行う事で、性能を新築当初の状態よりも
向上させたり、価値を高めたりする事を指します。
英語で「renovation」は「革新、刷新、修復」を意味し、リフォームが
マイナス状態のものをゼロ状態に戻す機能回復と言う意味合いに対して
リノベーションはプラスαで新たな機能や価値を創造し、向上させる事
を意味します。よりデザイン性の高いものに改良したり、住環境を
現代的なスタイルに合わせて間取りや内外装等を変更したりする事が含まれます。
例を挙げると、壁の耐久性・耐震性を高める為の工事や、家族が増えたことに事によって間仕切り壁を取り払い
広々としたLDKに変更したりする事が「リノベーション」に該当します。
「リフォーム」
一般的には、老朽化した建物を新築の状態に戻すことを指します。
マンションやアパートでは、入退去時に綺麗だった状態に戻す
現状回復とも言われます。
英語で「reform」は「悪い状態からの改良」を意味し、リフォームは
基本的に壊れていたり、汚れていたり、朽ちた部分を直したり
新しくする事を指します。
リノベーションがプラスαの価値を付加するのに対し、リフォームはマイナスの状態からの復帰と言う機能回復の
性質が強く、例を挙げると外壁の塗り直しや住宅設備の変更、壁紙の張り替え等が「リフォーム」に該当します。
番外「DIY」
英語で「Do it yourself」の頭文字を取った略語。
「自分自身でする」事を指し、専門の業者に依頼せずに自分で作業や修繕を行う事。
一見すると似たように聞こえる言葉も、こうして比べてみると本質的に大きく異なる事が分かります。
どちらにもメリット・デメリットは存在し、どちらかをオススメする事は出来ませんが
より理解を深めて自分らしい方法を選択する事が大事ですね(^_-)-☆