洗面台
皆さまこんにちは(^^♪ 坂東です。
最近暖かくなってきましたね。朝夕の気温差も大きく体調を崩しやすい時期でもありますので、体調管理に気をつけましょう!
今回は洗面スペースについてご紹介したいと思います。
まず初めに洗面の種類ですが
洗面台を大きく種類分けすると
システム洗面と造作洗面の二つに分けられます。
簡単に説明すると、
システム洗面とは洗面台に鏡や収納、照明、水栓などの一式が既製品として製造されているものです。
TOTOやリクシル、パナソニックなど様々なメーカーで取り扱いされています。
それに比べて、造作洗面は簡単に言うと洗面を手作りするという事です。
鏡や収納、照明、水栓などをそれぞれ選び、自分好みのオーダーメイド洗面が作れます。
それぞれのメリット、デメリットを考えてみます。
◎システム洗面のメリット
・造作に比べて値段が抑えられる
・掃除のしやすさ、(既製品は洗面ボウルとカウンターが一体型に作られていることが多い)
・使い勝手(洗面で髪を洗うなど)がよい。
・収納量を確保しやすい
◎システム洗面のデメリット
・オリジナル感を出しにくい
・規格のサイズ寸法が決まっており、おさまりが悪い場合がある。
次は造作洗面です。
◎造作洗面メリット
・オリジナルで洗面やカウンター、水栓、など様々なものを選べる。
・プランに合わせて作成できる。
◎造作洗面のデメリット
・システム洗面より割高になる可能性が高い。
・デザイン重視の為、深型の洗面ボウルが少ない。
・選ぶものが多い為、悩んでしまう。
こんな感じでしょうか?
それぞれデメリットメリットがあり、なかなか難しいですよね?
次に洗面の位置について考えたいと思います。
突然ですが、皆さんのイメージでは洗面台がある場所はどこですか?
大体の方が、浴室の脱衣所の洗濯機のとなりをイメージされるのではないでしょうか?
実際にアパートやマンション・建売住宅などほとんどが脱衣所に洗面を設置しています。
また、ほとんど住宅会社が新築のプラン提案時には脱衣所に洗面台を設置することが多いと思います。
そもそも、なぜ洗面台は脱衣所にあるのが基本なのでしょうか?
まずは洗面の配置について考えてみたいと思います。
◎洗面台が脱衣所にあって良いこと
・浴室・洗面・トイレなど水回りが集中するため工事のコストを下げられる。
◎洗面台が脱衣所にあって困ること
・誰かが浴室を使っているときに使えない。若しくは、使いづらい。
・洗面所を家族以外(お客様やお子様の友達など)に貸すときに、洗濯物や浴室などのプライベート部分を見られることになってしまう。
などがあげられます。意外と脱衣所に洗面がある理由は少ないです。
では、脱衣所に配置しない場合はどこに配置することが良いでしょうか?
スタイルデザインのお家でよく見られるのは、廊下(ホール)です。
トイレの隣などが多いです。
◎洗面が廊下にあって便利なこと
・洗面をいつでも使用できる。
・お客様等を洗面に通しやすく、お客様も使いやすい。
・オリジナル洗面台を作れるのでインテリアにもなる。
◎洗面が廊下にあって困ること。
・個室にない為、常に綺麗にしておかないといけない。
などがあげられます。
お客様のライフスタイルや考え方によって洗面一つをとっても、
色々な配置が考えられます。
洗面台は脱衣所にあってはならないという事を言いたいのではなく、
間取りを作成する際に、我が家はどちらのスタイルが適しているかを考えることが
家づくりで失敗しないためにはとても重要です。
これから家づくりを検討する方は、ぜひ一度自分のライフスタイルを考えて
検討頂ければと思います。