こんにちは(^◇^)小口です。
今回は、地鎮祭についてお話し、したいと思います。
地鎮祭とは、新しく家などの建物を建築する前に行う祭典です。
地鎮祭は、とこしずめのまつり とも読みます。
地祭や地祝と呼ぶこともあり、伊勢神宮では、鎮地祭という呼び方もします。
地鎮祭はこれから建物を作ろうとする土地を守る神さまに、これからここに
新しい建物を作るということの許しをもらい、工事が安全に進むことを
願う祭典です。
非常に古くからある祭典で、最も古い記録では、持統天皇(645~703)
が藤原京を作った際に行ったとされます。
日本には古くからそれぞれの土地に神さまがおられるという信仰があり、
このような神さまのことを産土神と呼びます。
古来から日本人は産土神への報告なしに建物を建てたり、形を崩したり
することを非常に恐れていました。
地鎮祭では、産土神やその他の神さまに対して建物を建てる報告と、
その建物が不幸ごとに合わないようにして欲しいということを願います。
地鎮祭の流れを紹介します。
1 修祓・・神主が祭典に奉仕する人と参列者を祓い清めます。
2 降新の儀・・神さまにお願いし、神に降りてきてもらう儀式です。
3 献せん・・神さまにお供えを捧げる儀式です。
4 祝詞奏上・・神主が神さまに建築の許可と土地の守護を願う祝詞を読み上げます。
5 四方祓の儀・・神主が土地の四方を祓い清めます。
6 地鎮の儀・・鍬入れの儀
7 玉串拝礼・・施主が玉串を持ち、神前に捧げます。
8 撤饌・・供物を下げます。
9 昇神の儀・・お招きした神様をお送りします
最後に御神酒をいただき、地鎮祭が終了します。