真っ黒なガルバニウムで仕上げた男(漢)らしい外観で存在感バッチリのお宅です。
M様から「家に帰ってきたくなる家を作りたい。」と初めにお話を頂いたのを良く覚えています。M様は趣味が多彩で、楽しむことを好まれる方で、それを家づくりにも取り入れております。外観からは想像しにくいのですが、室内は楽しみにあふれる造りになっております。
また、「リビングに吹抜けを設け、2階のホールはリビングに近い位置にして欲しい。家族がホールを歩くのを近くで感じたい。」ともおっしゃっていたため、リビングを上げる設計にしました。その結果、2階ホールとの距離が縮まり、そして階下にはスペースが産まれ、そこはご主人の趣味のスペースを大きく取ることがきました。
玄関からリビング、または玄関から趣味部屋を経由してダイニングへ。さらにリビングから外のデッキへ。(外のデッキは、お庭から階段を登るため、まるで空中に浮いたデッキのようです。)そのデッキからお庭へ。デッキからダイニングへ。動線は抜群で、家の中を探検しているような気分になる造りです。
薪ストーブもリビングに配置してあり、火を灯した時の和みは何とも言い難いものです。
「暮らしを楽しむ」ことを追及し、要所に様々な工夫とアイデアの詰まったお宅になりました。